レビュー

話題のAI画伯「Midjourney」でいろんなパターンの生成を試してみた

こんにちはHIRO JAPAN(@h1i9r8o1)です。

巷で噂になっているAIアートとして有名なものの一つ「Midjourney

前回の記事作成時にせっかく有料サブスクに登録したので、今回は色々呪文演唱を試してみたいと思います!

「Midjourney」の有料サブスク入会方法記事はこちら

イメージに近い作品を生み出すには色々なトライアンドエラーが必要そうですが、色々と条件指定などもあるようなのでそこを踏まえつつ召喚結果をレポートしていきたいと思います!

指定画像比率で出力する

何も指定しないと基本正方形の画像が生成されますが、下記のようにキーワードを入れると縦横比率を変えた画像を出力可能です。

--w 1920 --h 1080 (縦横ピクセル数)--ar 16:9(アスペクト比)という感じで指定しましょう。

例)Countless demons descending from the sky, red and blue world, end of the world, ultra realistic, --w 1920 --h 1080

「空から降り注ぐ無数の魔物、赤と青の世界、世界の終わり、超リアル」と言った内容を指定して生成。

宗教画のようなアートが完成!

「〜風」を加減指定してみる

世界観などをのキーワートに対してどのくらいその雰囲気を踏襲するかを指定することができます

stylizeというのは「様式化」という意味で「〜風にする」ということなので数値が高いと指定した具体的な指定から徐々に離れていくような形になります。

  • –stylize 625:最小値
  • –stylize 2500:デフォルト値
  • –stylize 20000:中間値
  • –stylize 60000:最大値

A girl watches the end of the world from a distant place,ultra-realistic,Ruining World,The Matrix --stylize 指定 --ar 16:9

「世界の終わりを遠い場所から見つめる少女,超リアル,滅びゆく世界,マトリックス」というキーワードを与えてテスト開始!

--stylize 625 指定

ゴリッゴリにマトリックス感。
この少女は一体・・・。

指定なし(デフォルト:--stylize 2500)

マトリックスの色味は残しつつ少しだけ要素が外れた印象。程よい感じ。

--stylize 20000 指定

ちょっとずつAIが俺の力を見ろと言わんばかりにオリジナリティを入れてきました。

女性のディティールアップ。この女性は一体・・・。

--stylize 60000 指定

マトリックス要素はほぼなくなりお前誰だよ!と言いたくなる女性メインの仕上がりに。

AIの考える少女は年齢層高め(外人顔なので大人っぽい)だということがわかりました笑。

元画像をベースにアレンジしてみる

キーワードを指定する際に参考にしたい画像のURLを指定することで、その要素を加味した生成をおこなってくれるということで早速試してみました。

クラウディアのこの画像をベースにリアルな人間にアレンジしてもらいましょう!

下記の黄色バックになっているのが参考にしてほしい画像のURLを指定しています。

https://s.mj.run/Tu5zroeUTP0 Fix this woman to look like a live person

!?

ショートカットという部分意外要素がなかなか入ってこないですね。

せめて左目を髪で隠すか頭のアクセサリー的なものを載せてほしかったです。

気を取り直して・・・

それではメジャー級のキャラクターであるピカチュウの画像を指定したらどうなるか!?

やってみましょう!

結構似せてほしいと思ったのでstylizeを低めに指定

https://s.mj.run/rfps5-hDLxE Photo-realistic paintings of this character --stylize 625

!!?

!!!???

かろうじて黄色いラインやおそらくほっぺの赤丸であろうものの痕跡は垣間見えますが、人間に寄りすぎてしまって誰もピカチュウベースの作品であることに気づけないレベルのものが出来上がってきました。

ちなみにテキストベースでピカチュウを指定するとこんな感じです

Pikachu, Photo-realistic --stylize 625

こんなの愛せない・・・

二番目のなんか何か食べてるし。

今のところは、参考の画像を指定するよりもテキストベースの方がイメージに近いものが生成されそうです。

使い方が間違っている可能性はありますが・・・。

ロゴを作ってもらう

ロゴなどのカチッとしたデザインはどうなのかを検証。

試しに「HIRO JAPAN BLOG」のロゴを作ってもらおうと指定してみました。

Logo with text "HIRO JAPAN BLOG", Simple and cool,Punck, Stylish --ar 16:4

雰囲気それっぽいものが出来上がりますが、テキストを指定しても正しく記載されないようなのでロゴは図形やマークの生成が良いかもしれません。

図形やマークを試してみる

宗教団体で使われそうな天使と悪魔をモチーフにしたデザインを注文してみた。

Emblem featuring angels and demons used by religious organizations.

単色が良かったので文章を足して際生成。

Emblem featuring angels and demons used by religious organizations. Painted in blood.

血(Blood)という単語が使っちゃダメだったようでエラーが出ました。一応禁止ワードがあるようですね。

Emblem featuring angels and demons used by religious organizations. Drawn in red ink.

かなりそれっぽい仕上がりになってきました!
色々さらにキーワードを足していけばさらにイメージしたディティールに寄せていけそうです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

色々と指定していく中で得意なもの不得意なものがまだありそうな感じでした。

この記事を書くためにかなり生成を実行しましたが 10ドルサブスクの残量は150/200程度とまだまだ生成可能な感じです。

想像以上に10ドルで遊べるなという印象。

AIとの付き合いは敵対しするのではなくうまく手を取り合ってクリエイティブの向上に努められればと思いました。

この記事で興味を持たれた方は是非下記記事で登録方法(無料・有料)をチェックしてみてください!

  • この記事を書いた人

HIRO JAPAN

閲覧頂きありがとうございます。 3DモデラーのHIRO JAPANです。 VRChat用3Dアバターや脱出ゲーム【呪巣】などのメイキングなどをメインに投稿していこうと思います。 BOOTHでモデル等の販売も行っております。

-レビュー
-, ,